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歯並びのこと
矯正中に食いしばりをしてしまうと、さまざまな悪影響が考えられます。矯正治療では歯を前後や左右など横方向に移動させることが多いです。しかし、食いしばりをしてしまうと歯に対して垂直に圧力がかかるので上手く歯を動かすことができません。
また、食いしばりで圧力をかけることによって矯正中、歯や歯茎に強い痛みがでることも考えられます。特に矯正中は歯を移動させるためにその根っこがグラグラしているので、食いしばりをすることで神経を刺激して痛みがでやすいです。
食いしばりの原因は?
食いしばりをしてしまう原因はいくつかあります。
その一つが、疲労やストレスです。仕事など日常生活での疲れやストレスはもちろんのこと、歯並びの矯正中は矯正による痛みや違和感などでもストレスを感じます。これらを一時的に強い力を加えることで鎮めようとするのが、食いしばりが起こる原因です。また、体が緊張状態にあると無意識に歯を食いしばってしまうことがありますから、ストレスを上手に解消し、リラックスできる時間をつくることが大切です。
こんにちは、西宮市親里小児矯正歯科です。
当院ではお子様の矯正治療を始める前に親御様にお願いしている事があります。
矯正治療はむし歯などの一般歯科治療と違い、診療所に来た時だけが治療ではありません。
月1度、医院にお越し頂くのは装置を作製し、歯の調整に来るためであり、お家にいるときも矯正の治療は継続しています。
特に幼いお子様の場合は親御さんの積極的な協力が必要不可欠です。
親御さんが非協力的であればお子さんも挫折してしまいます。
お子さんを叱責するのではなく、一緒に治療を受けるような気持ちで励ましてあげて下さい。
特に下記の事に注意してください。
①通院日時のお約束は出来るだけ守ってください。
矯正装置が入ると、来院時に装置をチェックいたします。
装置の効果が充分に得られているかどうか確認するためにも、経過観察は必須です。
歯の動きなどに合わせて御予約をお取りしますので、出来る限り、通院日時をお守り下さい。
②装置が外れたり、壊れた時はすぐにご連絡ください。
万が一、矯正装置が壊れてしまったり、外れてしまった場合は、出来るだけ早くご連絡を下さい。
そのまま放置しておくと、歯や歯茎を傷つけ、悪い方向へ歯が動いてしまいます。
③食べ物について
おせんべい、おかき、氷などの固い食べ物は、装置の破損の可能性がありますので控えてください。
また、ガムや飴など長時間お口の中に滞在する甘い物系も控えて下さい。
④日々の歯ブラシはしっかり磨きましょう
お口の中に装置を入れると食べ物のかすなどがたまりやすくなり、むし歯や歯ぐきの炎症の原因になります。
食後には必ず歯ブラシを使い、教わった方法でしっかりと歯を磨いてください。
矯正治療は必要?
こんにちは、親里小児矯正歯科です。
矯正治療に興味があるけど、費用が高くなかなか踏み込めない、、この様な方は少なくないと思います。矯正治療は、全体的に治そうとしたら一般的に約3年かかると言われます。
矯正治療の目的は、見た目の改善が多いかと思いますが、実は見た目以外にも、健康な歯と歯茎で生涯暮らす為に、とても必要な事があります。
①歯列不正による清掃性の悪化
歯並びがデコボコしていたりして乱れていると、十分に歯磨きが出来ず、虫歯や歯周病の原因となる歯垢が溜まります。
歯列不定で、虫歯、歯周病になるとは違いますが、清掃が行き届かず、結果、虫歯や歯周病になるという事です。
②かみ合わせの改善
矯正治療によって歯列を正しくすると、噛み合せが良くなり口唇や舌も正しい位置になり機能することができます。かみ合わせが改善されると、食物を口に入れてかみくだき、のみ込みやすくなり、消化しやすくなります。
そしてかむことによって唾液を分泌させてくれます。
唾液の分泌は、自浄作用で虫歯、歯周病の予防にもなります。
かみ合わせが悪いと唾液の分泌も悪くなり、よく噛み砕くことができずに、消化しにくい状態で胃に送られることになってしまいます。その結果、消化不良などを起こし胃腸に負担がかかることになります。
この様に、歯列不正を改善する事は、見た目だけの問題ではなく、全身の健康とも深く繋がりがあるのです。生涯、健康な口腔内で生活する為にも、歯列不正の改善はとても良い治療です。
こんにちは、親里小児矯正歯科です。
子供の歯並び治療はいつ位からはじめるのがベストですか?
この様なご質問がありました。
最も適した治療の時期というのは患者さんのお口の状態によって異なりますが、上下の前歯が永久歯に生えかわる時期(7~8歳頃)になれば、将来の歯並びがある程度予測できます。
また、受け口、開咬(上下の歯が咬んでいない)のような骨格的に原因のある不正咬合では、早期に治療が必要な場合もございます。
不正咬合に気付いたら、早めに矯正歯科の専門医に御相談されるのがよいと思います。
当院では、お子さんにとって負担が少なくかつ能率の良い時期を選んで治療を始めてゆきます。
学校歯科検診で歯並びの指摘がありましたら、ご相談くださいね(^^)
こんにちは、西宮市甲子園 親里小児矯正歯科です☆
今回は、日本矯正歯科学会のQ&Aの治療後の項目をご紹介します。
是非、参考になさって下さい。
質問①保定装置の重要性 現在、15歳の息子で、矯正治療が終わり、取り外しのできる保定装置というものになりましたが、面倒がってなかなか使用しません。やらなかったら悪くなるのでしょうか。
歯並びや咬み合わせの改善のための歯の移動が終わると、新しい歯の良好な位置を維持するための保定が始まります。移動完了直後の歯はかなり動揺しています。これは、歯の周囲の骨や歯肉などの組織がしっかり歯を堅固に取り巻いていない理由によります。従って、保定装置を使用しなければ、もとの悪い不正咬合に戻ってしまうことになりかねません。通常、1年以上はできるだけ毎日保定装置を使用する必要があります。どうしても忘れてしまう場合には、固定式の保定装置に切り替えることも考慮に入れなければなりません。主治医に相談してみてください。
質問②後戻り 学業が忙しいせいか、高校生の娘が保定装置をついつい忘れ、歯並びが悪くなってきたような気がします。本人も気にしているようです。このような場合、どうすれば良いでしょうか。アドバイスをお願いします。
保定装置を使用しなければ、もとの悪い不正咬合に戻ってしまう傾向が出てきます。できるだけ早い時期に主治医にご相談ください。気になるほど悪くなっているようであれば、再治療となりますが、早い時期であれば多くの場合、短期間で治療を終えることができます。
質問③歯磨きについて 矯正の装置がやっとはずせて、現在は保定ということで、歯の裏側に針金が留めてあります。矯正の装置が入っていたときは、歯磨きがしにくかったのですが、装置がはずせた後の歯の磨き方を教えてください。
装置がはずせた後の通常の磨き方は、まず奥歯の噛む面を磨き、続いて歯の裏側そして表側を磨いていきます。問題は磨く方向です。歯と歯の間は窪んでおり、横磨きするとそこの部分が磨けません。立て磨きするよう習慣づけてください。針金で留めてある歯の裏側は、食べ物のカスが停滞し虫歯になりやすいので、いろいろな方向から磨いてください。
こんにちは、西宮市甲子園 親里小児矯正歯科です。
さて、今日は、前回から更新しております、http://www.jos.gr.jp/
日本矯正歯科学会の治療開始までの疑問と回答に続き、治療開始後のQ&Aを更新したいと思います(^^)
質問①痛みについて 数日前に歯の表面に取り付けるマルチブラケットという装置を入れましたが、痛みが激しく我慢できません。食事もままならず、矯正の治療をしたことを後悔しています。装置を入れると痛いと聴いていましたが、こんなものなのでしょうか。
通常、マルチブラケット装置を入れ、歯の移動を開始すると歯が周囲の歯肉や骨を圧迫したり、装置が唇や頬の裏側に擦れるなどで痛みが発生します。通常、痛みの程度や持続期間には個人差がありますが、子供では3日間程度、成人では1週間程度痛みが持続します。それ以降になると、痛みは徐々に軽減し、食事もできるようになってきます。あなたの場合、我慢できない後悔するほどの痛みということであれば、歯が少し強く圧迫しているのかもしれません。早めに、先生にご相談してみてください。
質問③食事について 昨日、矯正の装置を入れた子供が痛くて、食事ができないと流動食やジュースばかり飲んでいます。このままでは体重も減って痩せてくるのではないかと心配しています。いつまでこのような状態が続くのでしょうか。
矯正の装置を入れた当初、痛みが持続します。それ以降になると、痛みは徐々に軽減し、軟らかい食物を摂取できるようになってきます。しかし、歯が移動し揺れてきますので、当分の間、繊維性の多い野菜やお肉を噛む際に痛みが生じ、噛み切ることができない場合もあります。よほど硬い食物は別にして、じきに通常の食事ができるようになってくると考えられます。
質問④歯磨きについて 14歳の男子ですが、矯正の装置を入れ1か月程度経ちました。非常に複雑な装置のようで、歯磨きを十分にできないようで、いろいろな色の食べ物がはさまっているのが、母親の目にも映ります。1年以上、このような装置をずっと付けて虫歯になるようなことはないでしょうか。
矯正の装置が入ると、確かに十分に歯磨きをすることがかなり困難になります。従って、我々矯正歯科医は装置を入れる前に十分な歯磨き指導を行い、お口の中の爽快感を体感して、複雑な装置を入れてもその爽快感を維持していただこうと考えています。最近では、フッ素入りの歯磨き剤がほとんどであり、虫歯の発生はかなり低くなってきましたが、粘着性のある食物は極力避けていただき、三度の食事の後は必ず歯磨きを励行するようお願いをしています。奥歯の装置周辺はとくに食物の残りカスが停滞しやすく、虫歯の発生や歯肉が盛り上がることがあります。外食される場合には、必ず歯ブラシを持参するようにしてください。学校などで歯磨きができにくい場合は、せめてうがいをするようにお願いします。矯正用の歯ブラシや円錐形の歯間ブラシもありますので、複雑な装置の周辺ではこれらを併用することをお勧めいたします。
ここまでです☆
また更新致します(^^)
こんにちは、西宮市 甲子園の親里小児矯正歯科です。
12月に入り2019年に残すところ、あと少しとなりました。
今年はどんな1年でしたでしょうか(^^)
さて、今日は院長が所属しております日本矯正歯科学会のHPより矯正治療を始める前に寄せられている疑問とそれについての回答がありましたので、こちらのご紹介をしたいと思います(^^)
是非、参考になさって下さいね☆
質問①歯科医院や病院を決める前に 先日、歯科と矯正歯科の看板のある歯科医院に、矯正歯科治療の相談にいってきました。よく理解できない説明の部分もあり、治療を受けるか迷っています。助言をお願いいたします。
矯正歯科治療は非常に専門性の高い医療で、一般に歯科大学を卒業した後に、さらに十分な修練を積んだ先生が治療にあたります。治療は顎や歯を動かす前に、これらの精密な検査を行いますが、これらの検査機器が整っていることも条件であり、さらにスタッフ教育など院内体制も充実していなければなりません。
先生の説明が理解できないとのことで迷っておられる場合、再度その医院に出向かれ詳しくご説明を受けられるか、別の矯正歯科医院や病院に矯正相談にいかれ、別の意見も聴いてみるのもひとつの方法です。
質問②見えにくい矯正装置 仕事柄、裏側からの装置を希望して矯正歯科相談に参りましたが、先生は「上の歯には裏側からの装置でもよいが、下の歯には表側からの装置にしませんか。」と言われました。私としては下も裏側からの装置を希望なのですが、何か問題があるのでしょうか?
ご希望された装置はリンガルブラケット装置と考えられます。この装置は他人にはほとんど判らないという利点がありますが、多くの欠点もあります。まず、歯の裏側に取り付けられているため、舌が接触して痛みを感じること、しゃべりづらいことや歯磨きがしにくいことがあります。また、上下の歯の咬み合わせの具合によって、リンガルブラケット装置を付けることができない場合もあります。何より歯の裏側の装置を調節することは非常に高い技術を必要とし、治療時間も治療期間も長くなり、100万円を超える治療費となってしまいます。
このような理由で、「下の歯には表側からの装置にしませんか。」と言われたと考えられます。我々矯正歯科医も矯正装置を選択する場合、最も効果的でできれば見えにくい装置を選択していますが、無理な場合もあることをご理解ください。近年では、取り外し可能で透明な装置もありますが、治療に限界があることも多いようです。
再度、その先生にご質問され、十分なご理解の上で治療に入られることをお勧めいたします。
質問③医療費控除 矯正歯科治療でも医療費控除ができると聞いたことがあります。私は会社に勤めていますが、医療費控除ができるのでしょうか。
医療を受けられた場合、確定申告の際に医療費控除の手続きをすれば税金の一部が戻ってくることがあります。咬み合わせや歯並びを改善する矯正歯科治療では、発育段階にある子供はその対象になります。成人の場合、美容のみを目的とした矯正歯科治療では医療費控除の対象にはなりません。詳しいことは管轄の税務署にお尋ねください。戻ってくる金額は所得や医療に費やした費用によって異なってきます。医療機関で発行された領収書は必ず保存しておいてください。
今日はここまでです。
また続きを次回更新致します。
親里小児矯正歯科
こんにちは、西宮市、甲子園の親里小児矯正歯科です☆
小さなお子様の歯がぐらぐらしてきたら、いよいよ大人の歯デビューが近いです(^^)
ぐらぐらしてきたら、まずは歯のレントゲンを撮影する事をお勧めします。
早いお子様でしたら5歳くらいで下の前歯がぐらぐらして抜ける事もあります。
歯がぐらぐらして抜けたら小児歯科?矯正歯科?ど迷われる親御さんがいらっしゃいますが、どちらでも構いません(^^)
当院は小児歯科と矯正歯科歯科がありますので、まずはご予約頂いた時点でどちらの科目で診るかお決めします。
親御さんの中には、「自分が歯並びが悪いから、子供も悪くなるかも?」と心配される方が多いです。歯並びが遺伝するというより、顎の大きさが遺伝と関係していますので、歯が生えるスペースが確保できず、結果、歯並びが悪くなってしまうという事になります。
歯がグラグラしてきたら、いよいよ大人の歯デビューが近いので、永久歯の歯並びが心配でしたら、矯正歯科をお勧めします。
矯正歯科は歯並び治療をする歯科医院ですが、将来のその子に合った歯並び治療をするという事で経過観察も重要なのです。
ですので、この経過観察は1年に3~4回する事がベストです。
経過を観察する事で、いつから矯正を始める事がベストか、お子様と治療する歯科医師との信頼関係を築く事も出来、治療開始がとてもスムーズにできます。
歯がグラグラしてきたら一度、歯科医院で検診してもらう事をお勧めします(^^)
ご相談下さいね☆
それではまた更新します(^^)
こんにちは、西宮市親里小児矯正歯科です。
歯並びや噛み合わせが悪いとどんな影響がありますか?
この様なご質問は少なくありません。
若しくは、この症状は歯並びや噛み合わせが原因かも?という事で来院される方も多いです。
歯並びや噛み合わせが原因で起こる可能性がある症状とは?
・歯垢・歯石がたまりやすくなり、むし歯や歯肉炎・歯周病になりやすい。
・食物をしっかりと咬むことができないため、胃腸障害や栄養障害をおこしやすい。
・発音が不明瞭になりやすい。
・成長期のお子様では、上下の顎の成長に影響し、顔の形や口元に影響を与えて不調和をもたらします。
・歯ならびが悪いこと口元の状態がコンプレックスとなることがあります。
・顎関節症の原因となることがあります。
・上下の顎のズレが、深刻な場合、肩こり・頭痛などの全身症状をひきおこす可能性もあります。
全ての方に当てはまる事ではありませんので、必ず診査診断を行ってから治療をする事をお勧め致します。
こんにちは、西宮親里小児矯正歯科です。
今日は、永久歯と乳歯の興味深い記事がありましたので更新したいと思います☆
ご相談内容・・上の前歯が 下より内側に 出てきそうなのですが
6歳の娘ですが、乳歯の時は正常だったのですが、永久歯の上の前歯がはえ始めてきて、 どうも下の前歯より内側に出てきているようで受け口になりそうなのですが、どうすればよいでしょうか。
歯科矯正治療の開始時期は、ひとそれぞれあごの状態や歯のはえかわりの状況などによって異なってきます。
お尋ねの娘さんの場合ですが、今の時期からもうしばらくの間で、上の前歯が下の前歯より前へ出てくれることは、大切なポイントになります。
すなわち、上の前歯が下の前歯より内側にはえてしまいますといわゆる反対咬合という状態になり、これから旺盛になる上顎の発育の妨げになることが考えられます。
ちょうど今、上の前歯がはえ始めてきているところということで、この時期にうまく上の前歯のはえ方を誘導してあげることは、大変有意義なことも多いです。
完全に歯がはえてしまって反対になってしまってからでも、治療は可能ですが、この時期なら、比較的簡単な器具や装置によって比較的短期 間で改善できる場合も多いです。もちろん、程度によっては難しい場合もありますが。
一度かかりつけの歯科医院か専門の先生にご相談されるとよいと思います。
平成22年5月25日毎日新聞掲載
と、ココマデです。
歯の生えかわりの時期の親御さんのご相談はとても多いです。
気になる方は、是非この夏休みの機会にご兄妹揃ってご相談にお越し下さい。