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小児歯科
子どもの歯ぎしりは、上下の前歯が生えそろってくる生後8カ月ごろから始まり、中学生くらいまで続くこともあります。音が大きく、ギリギリと削れるような音がするので、心配するママも多いようです。
子どもの歯ぎしりに必要以上に心配しないでください☆
大人の歯ぎしりはストレスや睡眠時無呼吸症候群、顎(がく)関節症などとの関連が指摘されていますが、子どもの場合は先ほど記載した生理現象である理由から、治療対象になることはほとんどありません。
乳歯から永久歯への生え変わり時期に起こる歯ぎしりは、成長に対して必要ですので特に心配は必要ありません。
しかし注意が必要なのは、永久歯が生え揃ってからのも歯ぎしりが治らないことです。
大人の歯ぎしりと同様に、歯がすり減ったり、歯や顎に負担をかけ歯茎の炎症や顎関節の炎症を引き起こす原因になります。
また、虫歯からくる歯の違和感や、顎の骨の未発達が原因で歯ぎしりをしている可能性も考えられます。
これを放置すると歯の噛み合わせに悪影響を及ぼす他、全身の歪みや成長の遅れに繋がりますので、歯科医師への相談をお勧めします。
こんにちは、親里小児矯正歯科です。
子供の歯肉炎について更新したいと思います。
歯肉炎は子供でもなりますか?
先日、こんなご質問がありました。
子供の歯肉炎は、5~14歳でおよそ19%に歯肉の炎症状態があり、約17%に歯石があったと報告されています。
特に、思春期(11~14歳ころ)に歯肉が一時的にはれたりして、少しの刺激で歯肉からの出血することもありますが、これはほとんどの場合、思春期性歯肉炎と考えられます。
とくにこの傾向は、女の子に多くみられます。思春期にはホルモンの分泌が増え、これを栄養源にして歯周病菌の働きが活発化することが原因で歯肉炎になると言われています。
特に女性ホルモンは歯肉の炎症を助長します。
思春期性歯肉炎の多くは、この時期だけの一時的なものですが、歯磨きの磨き残しがないか、口臭が気になるか、歯茎が出血している、など小さなサインに気づいてあげることが重要です。
このような状態を放置または気づかないでいると、本格的な歯周病に進む恐れがあります。
思春期の子供は部活動や受験、塾で忙しく、また、プラークを形成しやすいファストフードや菓子類を食べる機会も多いようですので、よい一層、親御さんの管理が必要となります。
これくらいの年齢になると、歯磨きの管理は、お子様ご自身に任せることがほとんどですので、1日1回は、親御さんのサポートをしてあげて下さい。
歯科医院でのケアとして、必要であれば歯石を取れば、 ほとんどの場合問題なく健康な状態を回復します。
思春期が過ぎれば炎症はある程度軽減しますが、完全に治ることはありませんので、心配な方は一度ご相談下さい。
こんにちは、西宮市親里小児矯正歯科です。
今日は歯の生える時期について更新したいと思います。
歯の始まりは、お母さんのおなかの中からです。
歯が生えてくる順番です
妊娠2~3カ月で総ての乳歯の芽(歯胚)ができ、4~6カ月で石灰化し始めます。
これが生まれて5~10カ月すると、乳歯として生えてくるのです。
歯の生えはじめの頃は、歯ぐきがむずむずとむず痒くなる為、機嫌が悪くなる赤ちゃんもいます。
むず痒さをまぎらわせるために、おもちゃなど歯ごたえのある物や、安全な歯ブラシの形をした柔らかい歯ブラシが赤ちゃんグッズ販売店などにありますので、用意してあげることも良いと思います。(^ ^)
歯が生えてくる時期は赤ちゃんによって個人差で1年程度の幅があるため歯が生えるのが早い子、遅い子、生える順番が多少異なっても、心配することはありません。
1歳くらいまでは生えなくても問題ないといわれていますが、1歳を過ぎて1本も生えてこない場合は、念のため小児歯科で診てもらいましょう。
こんにちは、西宮市甲子園の親里小児矯正歯科です(^^)
患者様から、同じ様に生活している兄弟で、むし歯の有無の差はありますか?
とご質問がありましたので、更新したいと思います。
むし歯はむし歯菌の活動で作られた酸が、歯の表面を溶かして穴をあけてしまう病気です。
むし歯ができやすいかどうかは むし歯菌(ミュータンス菌)の多さ、唾液の量や性質、1日に飲食する回数や糖分の量などが関係します。
実は糖分を含んだものを食べると、むし歯菌の働きにより、その度に目には見えないのですが、歯の表面はごく少しだけ溶かされているのです。
しかし、やがて唾液が酸を洗い流し、唾液の中のカルシウムが歯の表面に付着して、溶かされた部分はふさがり、元通りの状態になるのですこの現象は再石灰化と呼ばれています。
酸が歯を溶かす状態(脱灰)が何度も続くと再石灰化が間に合わなくなり、とうとう大きな穴があいてしまい、目でも見えるむし歯になってしまいます。
相談の兄弟は、歯の表面の質や唾液の性質にはあまり差がないと考えられますし、食事の時間や内容も似かよっていると思われますので、違いは間食(おやつ)の食べ方ではないでしょうか。
甘い間食も同じように与えておられると思いますが、量は同じでも、何度にも分けて食べたり飲んだりすると、その都度歯は溶かされていることになり、むし歯になりやすいのです。
また寝る前に食べると、睡眠中は睡 液の出る量が減るので、とくにむし歯になりやすくなります。
これから永久歯のむし歯にも気をつけなければならない時期ですので、
歯磨きの習慣と同時に間食の食べ方にも注意が必要でしょう。