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むし歯にならないためには 2020.09.24更新

こんにちは、親里小児矯正歯科です。

むし歯にならないためにはどうすれば良いですか?

この様なご相談を良く保護者様からされます。

むし歯の記事で過去の毎日新聞の記事を引用します。

平成19年毎日新聞8月掲載

むし歯にならないためにはむし歯の原因を理解することが大切です。

歯の主成分であるリン酸カルシウムは、酸によってリン酸イオンとカルシウムイオンに分解され、酸がなくなれば結合します。

ロの中が酸性状態になれば歯は溶け出し(脱灰)、中性状態になると脱灰された部分が埋められます(再石灰化)。

食事のたびにこの脱灰と再石灰化を繰り返していますが、だらだらと食べる回数や歯垢(プラーク)が多いと酸性状態が長くなり再石灰化する時間がなく、バランスが崩れ、歯に穴があき、むし歯になるのです。

歯垢にはむし歯菌(ミュータンス菌) によってつくられた乳酸が多く含まれているため、歯垢が長時間ついているとそこはいつも酸にさらされていることになります。

だ液には再石灰化に必要なリン酸イオンやカル シウムイオンが含まれており、酸を中和して中性に戻す性質や食べかす などを洗い流す性質があります。

むし歯を予防するには、歯垢をなくし、だ液をたくさん出すことが大切になります。歯垢をなくすには適切な歯磨き方法を身につけることと食べた後すぐに磨く習慣をつけること、睡眠時はだ液が 少ないので寝る前はしっかり磨くこと、だ液をたくさん出すためによく 噛んで食べることがむし歯予防の基本となります。

歯磨きの基本をかかりつけの歯科医院でしっかり習得してください。