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日本矯正歯科学会より 2019.09.23更新

こんにちは、西宮市親里小児矯正歯科です。

日本矯正歯科学会のホームページにQ&Aでとても興味深い記事がありましたので、更新します。

Q1.なぜ、多くの検査をするのか?

子供が矯正の治療を受けることになり、検査を受けました。事前に説明を受け納得したことですが、なぜ矯正の検査料金は数万円以上と高額なのでしょうか?

回答:むし歯などで歯科の医院や病院で検査する場合、むし歯になった歯の数本のレントゲンなどの検査で済むことも多く、しかも多くの場合健康保険が適用されることになります。

しかし、矯正歯科治療ではほとんどの歯を移動することが多く、上下の顎の状態も診ておかなければならず、顎の関節等についても必ず診断しておかなければなりません。

その上に、多くの場合健康保険が適用されないため、患者さんの全額自己負担となってしまう関係上、高額になることをご理解ください。

Q2.どのような検査をするのか矯正歯科の検査は高額と伺いましたが、どのような種類がありますか。

回答:矯正歯科治療をする前には、必ず矯正歯科検査が必要です。

通常、①問診、②口腔内診査、③レントゲン写真(頭部X線規格写真?横顔、正面、パノラマX線写真、歯のX線写真など)、④顔と口の写真、⑤歯型になります。さらに、必要ならば、顎関節のX線写真、顎運動機能検査などが追加されます。

Q3.顔写真などに関する個人情報の保護について教えて下さい。矯正の検査の際や治療の途中に、顔写真をとられます。これら自分の写真が矯正治療の説明のときに他の患者さんが見るアルバムに載るのはあまり良い気分ではありません。

このような場合には写真を拒否できるのでしょうか。

回答:矯正歯科の検査では、必ず顔写真をとらせていただきます。

これは顔面の左右非対称性を調べたり、矯正歯科治療中の顔の変化を診断するために非常に重要でどうしても必要な検査といえます。

しかし、患者様の顔写真その他を学会発表など公衆の眼に触れる場合には、個人情報保護法に基づき、あなたの同意を必ず得ることになっています。

無論、患者様閲覧用アルバムに掲載する場合も同様です。同意を求めた際に拒否されれば、歯科医師や医師の守秘義務により、あなたの顔写真その他が公開されることはありません。

と、本日はここまでです(^^)

また更新します。